お茶のポリフェノール、カテキンとは
抗酸化作用があるとされるポリフェノール
ポリフェノールは、ほとんどの植物の葉・茎などに含まれています。
そして、抗酸化作用があると考えられています。
人は、酸素を取り入れることでエネルギーを消費しています。
この活動によって生まれるのが、活性酸素です。
この活性化酸素は、食生活の乱れやストレスなどが原因で過剰に生み出されます。
この結果、細胞が傷つき、老化や動脈硬化、生活習慣病、ガンを引き起こすと言われています。
お茶に含まれる抗酸化作用って??
抗酸化作用とは、活性酸素にるよる細胞の酸化を防ぐ作用のことです。
抗酸化作用のあるお茶のポリフェノールが、活性酸素の働きを抑え、老化・がん・生活習慣病などを予防できるとされているのです。
お茶独特の渋味は何なのか
ポリフェノールの中に、カテキンがあります。
お茶にはカテキンが多く含まれ、これが日本茶独特の渋味・苦味を与えています。
そして、味の決め手にもなります。
また、植物に含まれる渋味成分は『タンニン』と言われています。
お茶に含まれるタンニンは、カテキン類が多くを占めるので、日本茶では、タンニンはカテキンと同様のものとして考えられています。
お茶に含まれるカテキン類は、
・エピカテキン(EC)
・エピカテキンガレート(ECg)
・エピガロカテキン(EGC)
・エピガロカテキンガレート(EGCg)
この4種類がほとんどです。
EC・EGCはおだやかな苦味、ECg・EGCgは強烈な苦味・渋味をあたえますが、日本茶では、EGCgがカテキン類全体の約半分を占めるので、独特のすっきりとした渋味を楽しむことができます。
日本茶におけるカテキンはどのように生成されるのか
旨味成分であるテアニンによって生成されます。
このテアニンは、冬場お茶の木が成長を休んでいる間に、根っこに溜めこんでいます。
そして、春が訪れ、気温が上がった時に新芽に運ばれていきます。
新芽に運ばれたテアニンは、光合成することで、カテキンへと変身します。
旨味成分であるテアニンの含有量を増やすために、テックスと呼ばれる寒冷紗で茶園を覆うことで(被覆栽培)、より旨味のあるお茶が生産されています。
玉露やかぶせ茶、抹茶の原料となる碾茶はこのように生産されています。
どのような淹れ方をすれば、より美味しく飲めるのか
被覆栽培したお茶にも苦味・渋味であるカテキンは含まれています。
このカテキンは、低温で淹れることで抽出されにくい環境を作ることが出来ます。
低い温度で淹れたお茶は、テアニンを多く含んでいますので、より一層美味しく感じることが出来ます。
徐々に温度を上げて淹れることで、二煎目、三煎目と味の変化を楽しんでいただけます。
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