はじめまして、こんにちわ。

ここ最近よくテレビや新聞に登場する和束町、茶畑の生業景観がカメラマンさんの写真で広まり、観光地になっていきました。

さらに今年は、「お茶の京都博」と銘打ったイベントが年度を通して行われています。これもあって、今年の観光客はものすごく多くなっています( ﾟДﾟ)

 

そんな和束町に去年から移住してきてた私が、はじめていらっしゃる皆さんに和束の歩き方をお伝えします。

 

1和束ってどんなとこ？

 和束町は京都府南部に位置し、人口約4,000人の町で、年間約100人のペースで減少している限界集落と呼ばれる町です。

限界集落とは、過疎化などで人口の50%以上が65歳以上の高齢者になって冠婚葬祭など社会的共同生活の維持が困難になっている集落を言います。

 

土地面積は、64.93平方キロメートルで東西に15キロメートル・南北に10キロメートルにわたります。

 

2どうやって行くの？

和束町には、鉄道が通っていません！

なので、自家用車、奈良交通のバスでお越しください。

 

自家用車でお越しの方へ 

名古屋、信楽方面からお越しの場合

信楽インターを降りたあと、国道307号線を枚方、田辺方面を進み、協和ゴルフクラブがある交差点を左折し、突き当たるまで走り、一つ目の交差点を右折してあとは道なりに走れば、和束の中心地に来ることが出来ます。

協和ゴルフ場から、15～20分程度走ると左手に観光案内所があります。

 

※くれぐれも府道62号線を使わないでください！「道がせまくて離合がむずかしくて苦労した！」というご意見を多数お聞きしています！！！！！

ナビではこの道が最優先されます！！

 

電車でお越しの場合

京都からお越しの方から

奈良行きの電車に乗っていただき、木津で乗り換えて加茂駅で下車後西出口を出て「66系統　小杉行き」に乗車し、「和束山の家」で下車してください。

 

大阪、兵庫方面から

大和路快速かJR学研都市線をご利用いただき、木津駅で乗り換え、加茂駅で下車後西出口を出て「66系統　小杉行き」に乗車し、「和束山の家」で下車してください。

 

奈良方面から

京都行の電車に乗車し、木津駅で乗り換え、加茂駅で下車後西出口を出て「66系統　小杉行き」に乗車し、「和束山の家」で下車してください。

 

バスの本数が年々減少していますので、奈良交通にご確認の上ご利用ください。

バス検索コチラ

 

 3どんな所があるの？

そもそも、どこに、何があるのか。

この和束町は離合できないような、せまい道の方が圧倒的に多いです。府道5号線以外は他所の人が車で観光すると道が狭すぎて気苦労が絶えません！

 

なのでウォーキング、サイクリングをおすすめします。

ダウンロードはコチラ

↑のマップから飲食店などの場所を調べていくと良いかと思います。

※ウォーキングルートは歩くことを目的に作成されているので、車で行けるような大きな道ではありません。

 おすすめなのは、①と②のコースです。

ウォーキングが目的でお越しの方は、「和束山の家」で下車するよりも「和束　高橋」で下車して青いルートに入り、和束茶カフェを目指して歩くことをオススメします。

このルート上には、よくポスターや広告に使われる「石寺の茶畑景観」を見ることができます。

さらに、京都府景観資産第一号にここは登録されています。

和束町に登録箇所は4カ所あります。もう1カ所このルート上から楽しむことができます。

 

歩くのはちょっとツライというあなたへ。

下記の場所で便利な電動アシスト付き自転車をレンタルできます。

和束茶カフェ（営業時間　日曜9：00～17：00、その他10：00～17：00）1日1,000円

和束町観光案内所（営業時間　9：00～17：00）1日1,100円

 

 

私はこれで全コース周ってきましたが、坂道の多いこの町をラクラク周ることができました。

 

どうしても車で周りたい方は、、、

青いルートのみを周遊してください。それ以外の道に入ってしまうと帰れなくなってしまいます。

 

狭すぎて引き返せない、脱輪した

ということになりかねません。

和束に来た当初の私は何度かご迷惑をけてしまったことがあります。

 

和束町内は5～7月、10～11月は収穫作業をしている軽トラックがよく走っています。

茶農家さんは特に5～7月の時期に１年分の収入を稼いでいます。

 

さらに、茶葉は刈り取られたときから、発酵がはじまり、１分１秒でも速く工場へ持って行きたいという気持ちで作業をされています。

この時期にお車でお越しの際は、できるだけ農家さんに道を譲ってあげてください。

 

お越しの皆さんとお茶農家さんが気持ちよくすごせるようご協力ください。

おわり