和束のお茶と他産地のお茶の違いを知ろう!歴史・気候・栽培・味の4つのポイント
みなさんこんにちは、まっさんファームの増田です。
今回のテーマは、”和束茶と他産地のお茶の違い”についてです。
和束のお茶と他産地のお茶の違いは、歴史や気候や栽培や味の4つのポイントに分けて考えることができます。
それぞれのポイントについて、説明していきます。
目次
産地の歴史と伝統
和束のお茶は800年以上の歴史があり、宇治茶のブランドの一つです。
和束茶は、宇治茶として出荷され、宇治茶の50%弱は和束で生産されています。
他産地のお茶は、江戸時代以降に広まったものが多いです。
産地の気候と土壌
和束のお茶は、山間部の高地で霧が発生しやすい場所で作られています。
霧はお茶の葉に水分を与えて、旨味や甘味を増やします。
他産地のお茶は、平野部や海岸部など様々な場所で作られていますが、一般的には温暖な気候で日照時間が長いところが多いです。
これは、お茶の成長を早めて収量や収穫回数を増やすためです。
栽培方法と品種
和束のお茶は、主に「被覆栽培」という方法で作られています。
被覆栽培とは、お茶の畑にテックスという黒いネットで覆って、日光を遮ることでお茶の葉に旨味や甘味を増やす方法です。
被覆栽培されたお茶は、かぶせ茶や抹茶の原料になります。
和束のお茶の品種は、主に「やぶきた」という品種が使われています。
「やぶきた」は、旨味や香りが強く、色が濃いのが特徴です。
他産地のお茶は、被覆栽培だけでなく、露地栽培という方法も使われています。
露地栽培とは、お茶の畑に何も覆わないで、自然の日光を受けることでお茶の葉に苦味や渋味を出す方法です。
露地栽培されたお茶は、煎茶やほうじ茶などになります。
他産地のお茶の品種は、和束のお茶よりも多く、例えば「さえみどり」「おくみどり」「やまびこ」「やまとなでしこ」などがあります。
これらの品種は、それぞれに味や香りや色の特徴があります。
味と香り
和束のお茶は、味と香りの両方が強いのが特徴です。
味は、旨味や甘味が豊富で、苦味や渋味は少ないです。
香りは、海や磯のような「覆い香」と呼ばれる独特の香りがあります。
覆い香は、被覆栽培でお茶の葉が発酵する際に生じるものです。
和束のお茶は、水色も淡く、あっさりとした飲み口です。
他産地のお茶は、味と香りのバランスが異なります。
例えば、静岡茶は、苦味や渋味が強く、爽やかな味わいです。
香りは、花や果物のような甘い香りがあります。静岡茶は、水色も濃く、コクのある飲み口です。
また、熊本茶は、旨味や甘味が強く、まろやかな味わいです。香りは、草や葉のような爽やかな香りがあります。
熊本茶は、水色も明るく、すっきりとした飲み口です。
まとめ
以上が、和束のお茶と他産地のお茶の違いについての説明でした。
和束のお茶は、歴史や気候や栽培や味の4つのポイントで、他産地のお茶とは違う特徴を持っています。
和束のお茶は、高品質で高価なお茶ですが、その分、とても美味しいお茶です。
和束のお茶を飲んで、その味と香りを楽しんでくださいね。
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